サラリーマンの確定申告

こんにちは。

今は確定申告時期ですので電車に乗っていると税理士会の広告を見かけることが多いです。個人で事業をしている方は毎年申告しているのでしょうが、会社等に勤めている方は年末調整するのであまり確定申告する機会がないかと思われます。

事業をしていない方で確定申告が必要なのはどのようなときか、主なものを挙げてみます。

  • 年の途中で退職して年末調整していない方
  • 副業をしていて年末調整した給与以外にも収入がある方
  • 年末調整に誤りがあった方(扶養の方の所得が違っていたり、国民年金などの社会保険料控除が漏れていた場合)
  • 医療費控除を受ける方
  • 住宅ローン控除1年目の適用を受ける方
  • 不動産を売却した方
  • 配当控除を受ける方
  • 株の譲渡損の繰越をする方
  • ふるさと納税をしたがワンストップ特例制度の申請をしていない方

私が自分の確定申告で経験しそうなのはこれぐらいになるのかなと。

仕事で税理士会の確定申告相談に行った時は給与所得者の特定支出控除の相談に来られた方がいましたが、10年間相談会に行っていますがその方1人だけでしたのでなかなかレアケースなのかなと。

住宅ローン控除を受ける場合は控除証明書の要否にチェックを入れると2年目以降は年末調整で控除できるので必ず確認しておきましょう。

配当控除を受ける方は住民税も考慮しましょう。扶養や非課税の判定、国民健康保険料の算定に影響がでます。上場株式の配当等は所得税と住民税で異なる課税方法を選択できるので申告の際はよく検討しましょう。

ふるさと納税のワンストップ特例制度は確定申告すると受けれませんので申告の際は寄付金控除を忘れないようにしましょう。