新婚子育て世帯がマイホームを購入する時に知っておきたい利子補給制度

マイホームの購入でほとんどの人が住宅ローンを利用し住宅ローン控除を受けると思います。

住宅ローン控除の他にもすまい給付金や固定資産税の減額、利子補給制度といった支援制度があります。

その中で今回は利子補給制度について確認していきます。

大阪市では新婚・子育て世帯が住宅を購入すると、住宅ローンの利子の一部を補助してくれる制度があります。

最大で50万円補助されますが自分で申請しないと受けられないので注意が必要です。

大阪市の利子補給制度の概要

大阪市では初めて住宅を購入し住宅ローンを組んだ新婚世帯又は子育て世帯を対象に、5年間で最大50万円(年間最大10万円×5年)支給されます。

補助を受けるには申し込みが必要でローンの返済前に手続きが終わっていないと支給額が少なくなってしまいます。

必要書類も必要なので受けようと思っている方は早めに相談されるといいかと思います。

大阪市のホームページはこちら

申込窓口

申込の窓口は大阪市都市整備局 住宅支援受付窓口になります。市役所や区役所ではないので間違えないように。

申込書の提出は窓口まで持って行かないとダメです。郵送はできません。しかも平日の日中しか開いていません。

申込書は窓口でも貰えますがホームページからダウンロードできるので印刷して記入していくことができます。

手順は

住宅取得の契約・住宅ローンの契約 → 利子補給の申込書の提出 → ローンの返済開始 → 融資実行報告書の提出 → 認定

となります。

認定後は毎年10月と1月に必要書類を郵送します。(残高証明書や返済予定表、通帳など)

毎年4月に最大10万円振り込まれる(5年間)

認定の取消がなければ毎年4月中旬頃に1年分の利子補給額(最大10万円)が5年間振り込まれます。

この利子補給金額は所得税・住民税の課税対象になるので確定申告が必要になります。

他の自治体で実施しているところはないかも?

大阪市以外でこの制度をしている自治体があるのか探しても見つからなかったので、もしかしたら大阪市しかやっていないのかもしれません。

すまい給付金や固定資産税の軽減は多くの人が受けれますがこの利子補給は大阪市内の新婚・子育て世帯だけが対象なので、要件を満たす人は申込を忘れないようにしましょう。